お客様より、なつめのデザインのお弁当箱のご注文をいただきました。
彫り上がりからの、、、
こちらが完成です!
差し上げるお相手の方のお名前にちなんでの事だそうです。
内側は黒呂色の仕上げとなっております。
おかずやご飯を分けるための仕切りもあります。もちろん取り外し可能です。
箱ものに多い仕上げ方なのですが、外側の塗りの下地に麻布を着せてあります。
この半月弁当箱は板を接ぎ合わせた指物ではなく、塊からくり抜いている木地なので単に外側を強化しているだけですが、指物の場合は接ぎ合わせの部分の経年劣化で隙間が出来てしまうのを防ぐ目的がもあります。
装飾的な意味合いとしても、刀痕とは違う趣がありますね。