8月19日より、上海蔦屋書店にて神奈川県内の木工芸品を展示販売するイベントが行われております。
山水堂の鎌倉彫の商品も、神奈川を代表する伝統的工芸品として紹介されています！
今回は中国の方たちが日本をイメージする花ということにちなんで、桜のデザインの商品を中心にラインナップしました。
鎌倉彫と中国の関係をちょっと語りますが、鎌倉時代に当時の中国の宋王朝時代に禅宗文化とともにもたらされた、堆朱と呼ばれる高価な漆器を模して造られたものが鎌倉彫のルーツと言われています。
山水堂の店頭に来られる外国人観光客の方々と接して感じることですが、中華系のお客様は鎌倉彫が漆器であるということに一目で気が付くケースが多いのです。欧米から来られるお客様とは違って、漆器というものが文化的な背景に深く根付いているということを感じさせてくれますね。
上海租界の面影を残す素敵な建物の、上海蔦屋書店にて。
展示は9月23日までですが、今回展示されている商品は中国国内のSNS「小紅書」でもオンライン販売されています。
